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自殺未遂その後

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自殺未遂をしたのが、大学3年生の4月だったので、夏休みを迎えるまで大変な苦労をして通学しました。
とにかく疲れて、だるくて仕方なかったです。
授業もよく遅刻していたし、提出物ももの凄く低いクオリティーで出しました。
服を着替えるのも、お風呂に入るのもだるくて大変でした。歯ブラシが鉄の棒みたいに重くて、日常生活が重労働でした。
普通の人が難なくこなしていることが、こんなにも大変なのに、どうやって生きていけばいいのだろう。
やはり、人並みにお金を稼いで生きていくことなんて無理じゃないのかと思いました。
友達ともどんどん話が合わなくなってきているので、人と関わるのを避けるようになっていました。
夏休み前の最後の授業が終わると、安堵のため息が出ました。
これで、2カ月半ほど何もせずにいられる。

夏休みは夜中までネットをして、明け方に眠り、15時くらいに起床するという人間として最低の生活を送っていました。
起きたら空いた時間はずっとネットです。それくらいしかやる気力も体力もないんですよね。
幸い、母親が働いていて日中いなかったので、だらだらとネットをすることができました。
ネットで調べていることは自殺とか精神病関連です。
ある時、ヘヴィ・メタ好きの精神科医のサイトに辿り着きました。
精神的に問題を抱える人たちが医師に質問をし、毒を含んだメタルな感じで質問に答えていくサイトでした。
ある日、自分は性格がおかしいというような質問に
「安心しろ。お前は性格が悪いんじゃない。精神病なんだ。だから治療をすれば治るから。」といったような回答がありました。
あれ、私も性格が悪いから何事もだるいと思っていたけど、もしかしたら病気なのかな?という考えがよぎりました。
もしも精神病だったら、精神病棟に入ってそこで生きていくことができるかも!という希望の光が差し込みます。
精神病棟で一生を終えるという新たな目標ができました!
そこで、一度きりになっていた精神科を再度受診することにしたのです。


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投稿者: YURI

1982年生まれ。幼少の頃よりアトピー、アレルギー性喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎を持つ。成長と共に症状は軽くなるものの、就職をきっかけにアトピーが激悪化。以降、10年以上に渡ってアトピーに苦しむ。また、家庭環境と本人のADHD的な性質により、アダルトチルドレンになり、鬱を患い、自殺未遂も経験する。

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