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脱ステロイド①

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2005年5月末(当時23歳)、顔に赤く小さい湿疹ができ始めました。

頬を中心に出たと思います。

それまで治療と言えばステロイドを塗ることだけ。

皮膚科に行ってもステロイドを塗れば治るからとしか言われず、ただただ塗り続けました。

旅行会社に就職して、いつも家に帰るのは23時頃でした。

新入社員で色々と気を使い、常にイライラを抑え込んでいたように思えます。

時々、イライラした感情を閉じ込めた泡のようなものが湧いて、体の中で弾けているような感覚がありました。

ステロイドを塗り続けても、症状は治まるどころか、徐々に悪化していき、6月中旬にはファンデーションが塗れなくなりました。

腕の内側にも赤い湿疹ができるようになりました。

睡眠時間が少ないことが原因だと思っていました。

8月になり業務が変わりました。

それまでは21時に会社を出ていましたが、それからは18時は終了するようになりました。

前より早く寝られるようになってもアトピー症状は変わりません。

ある日、アトピーについて調べようとジュンク堂の医学書コーナーに行きました。

そこで、「脱ステロイド療法」「ステロイドの害」といった書籍が目に留まりました。

今まで何の疑問を持たずにステロイドを塗り続けていましたが、ステロイドって悪いものなの?と初めて思うようになりました。

家に帰りネットで検索するとステロイドの害について、脱ステロイドの経過などたくさん情報が出てきました。

今まで毒のようなものを体に塗りこんでいたんだと愕然としました。


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投稿者: YURI

1982年生まれ。幼少の頃よりアトピー、アレルギー性喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎を持つ。成長と共に症状は軽くなるものの、就職をきっかけにアトピーが激悪化。以降、10年以上に渡ってアトピーに苦しむ。また、家庭環境と本人のADHD的な性質により、アダルトチルドレンになり、鬱を患い、自殺未遂も経験する。

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