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高校受験失敗

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親から偏差値64の公立高校に入るように言われていたのですが、直前に偏差値61の高校に変更した上でそこも落ちるという失敗をやってしまいました。

数学の証明問題が難しくて、そこにてこずってるうちに時間を消費してしまい、時間が足りないと思ったら頭が真っ白になり、心臓がバクバクして、冷静さを失ってしまいました。他の問題も過去問より難しいの多くて大パニック。
家に帰って落ちたかも、と母親に言ったら顔めがけて車の鍵が飛んできました。(あれ、発表の日だったかな?)
「期待を裏切りやがってこの野郎!」みたいな感じでしたね。
合格発表の日にやっぱり名前がなくて、掲示板の前で泣き崩れていると、発表を見に来ていた塾の先生から「3年後があるよ!大丈夫、また頑張ろう!」と言われたのですが、落ちたことが悔しくて泣いていたんじゃなくて、親の仕打ちに怯えて泣いていたんですよね。
これからどんな地獄が始まるのだろうかと。受刑者みたいな気分でした。
親のプライドや世間体を傷つけた罪と、私立高校に行ってお金を使わせてしまう罪で終身刑、みたいな。
自分が落ちたことは仕方ないし、周りから対して頭良くないと思われるのはどうでもよかったんですけどね。
親戚の間でもやってしまった子、という感じでした。母方の祖母の田舎では、落ちた高校に合格したことになっていました。
おめでとう!と言われて、入学祝いをもらうことの気まずさといったら、もう・・・・。
親も完全に失望していたみたいでした。
朝、目が覚めた時に父と母が私のことを話していて、
母:「公立高校に落ちて私立に行くなんて、あの子が死んでくれたら楽になれるのに・・・。」
父:「あいつがあんなにバカだとは思わなかった。」
と言っていました。
それまで親からの暴言は浴びていましたが、「死んでほしい」は初めてだったので斬新でショックでした。
父親が咎めないことも。

高校に落ちたことよりも問題は別のところにありました。
受験勉強はしなければいけないとは思いつつも、集中できずになかなか勉強できなかったんです。
まず机に座ることができない。ついフラフラと家中を歩き回ってしまいます。
その間、頭の中では「やばいよ、やばいよー。勉強しなきゃ。机に座らなきゃー。」と思っているのですが、歩き回るのを止められません。
で、何とか机に座っても、勉強に集中できずに指の毛を抜いたり、謎の立方体を書きまくったりしてしまい、勉強できませんでした。
やっとのことで問題集1ページを終えて、疲労困憊みたいな・・・。
そりゃ受からないよね。でも、遊んでたとかとも違うし、高校に落ちた変わりに充実した楽しい思い出が、とかでもないし、得たものは
ありません。
今後のことを考えると、受験に落ちたことよりもよっぽど問題だと思いました。


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投稿者: YURI

1982年生まれ。幼少の頃よりアトピー、アレルギー性喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎を持つ。成長と共に症状は軽くなるものの、就職をきっかけにアトピーが激悪化。以降、10年以上に渡ってアトピーに苦しむ。また、家庭環境と本人のADHD的な性質により、アダルトチルドレンになり、鬱を患い、自殺未遂も経験する。

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