青空に向かって咲くために

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自殺未遂④

| 2件のコメント

部屋の窓枠に座ってカウントダウンしていると、急に父親が部屋に入ってきました。
「ちょっと!何やってるの!」
その声を聞いて母親も入ってきます。
「馬鹿なことして!いいかげんにしなさい!」
服を鷲掴みにされ、窓から引き下ろされます。
「あんただけ楽になろうとしてんじゃないよ!やるしかないでしょ。頑張るしかないでしょうが!」
鬱の人には言ってはいけない言葉が飛び交います。(鬱の自覚はなかったですが)
自分の死ぬタイミングは今ではないんだと悟りました。
見えない力が働いて、死ぬことを阻んでいるように思えました。
どんなことをしても死ねないのだろう。戦場に行ったとしても、弾が当たらなかったり、生死に関係のないところを負傷して病院に搬送されて助かったりしそうな気がしました。
薬を大量に飲んだせいで気持ち悪くて仕方がなく、次の日は学校を休みましたが、2日後には普通に授業に出ていました。
もう大学も辞めたいと親には伝えたのですが、鬼の形相で行けと言われたので、頭の中をキーンという高音が鳴り響いている状態で受講していました。
高音は一週間もしないうちに聞こえなくなりました。

一度自殺に失敗すると、モチベーションはダダ下がりになります。
それまでは眠れず、食事も喉を通りませんでしたが、一転して過眠・過食になりました。
一時的に母親は優しくなり、昼食代にお金を使わずに済むようにとお弁当を作ってくれるようになりましたが、一カ月くらい経っても一向に元に戻らない私を見て我慢ができなくなったようで、「もうそんな状態なら死んでよ!家族に迷惑かけないように、樹海に行け!樹海に行って死ね!」と車のハンドルをボンボン叩きながら叫んでいました。(一緒に車に乗ってる時に言われたんですよね、確か)
樹海は結構ハードルが高いんだよなぁと思いつつ、「自殺」というキーワードでネットサーフィンを続けます。
そうしていると、「自殺しても意味がない理由」といったようなタイトルのブログ記事に辿り着きました。
スピリチュアル系のブログで、自殺しても同じ課題でループしたり、もっと重い課題になってしまったりするそうです。
そして、今生きている現世が一番地獄に近いそうで、自分の課題を解決する以外に楽になることはできない、とあります。
そうなんだ、ここが地獄なんだ。じゃあ、地獄を這いつくばってみようか、という思いになりました。
死なないで済む方法を何とか探せないだろうか、少し気持ちが変わっていったのです。


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投稿者: YURI

1982年生まれ。幼少の頃よりアトピー、アレルギー性喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎を持つ。成長と共に症状は軽くなるものの、就職をきっかけにアトピーが激悪化。以降、10年以上に渡ってアトピーに苦しむ。また、家庭環境と本人のADHD的な性質により、アダルトチルドレンになり、鬱を患い、自殺未遂も経験する。

2件のコメント

  1. グラビトンの医療学会、行ってきて確かめましたが、詐欺です。
    私の妻も、心療内科に通っていて、グラビトンに救いを求めたのですが、あれはだめですよ。

    自殺未遂、さまざまな病気は、自分で引寄せています。いわゆる引寄せの法則(共振の法則)です。

    だます人はいくらでもよってきます。お金で解決できると言っている人は、全てインチキですので、気を付けましょう!

    アメブロに引寄せ(共振の法則)を書いていますので、ぜひ読んで下さい。

    あなたのブログには、悪いことばかりが書かれていて、それを引き寄せているのです。

    • 池田様
      コメントありがとうございます。
      グラビトン通信の効果は私もちょっとよくわからない部分もあります。
      引き寄せの法則について教えて頂きありがとうございます。

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