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哀しみと創造性

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鬱的な症状に悩まされてきましたが、当時は鬱だと思ってもいませんでした。
思春期特有の繊細な感情だと思っていたのです。
小学5年生くらいから小説を書き始め、高校に入る頃になると映画や音楽、絵画やアートに興味が広がっていきました。
そうすると、自分の苦労が多い環境や経験、メランコリーも財産だと思うようになってしまいました。
何でも生かそうとしたり、タダでは立ち上がらないところは我ながら前向きでたくましく思いますが、それが苦しい状況に長い間留まらせる原因となったと思います。
自分の内側に宿る仄暗さが好きでした。この暗さと哀しみが芸術を生み出すのではないかと思っていました。
実際、アーティストや作家は精神病や鬱っぽい人が多くいましたし。そうならないと一人前とは言えない。健康、健全なんて一般人、素人!と思っていました(笑)
芸術性と創造性を培うために辛い経験を甘んじて受けてしまったり、人と違う経験を積むために厄介な人と関わってしまったりもしました。
そして、創作のためにはどんなことも役立つような気がして、物を集めたり、捨てられないことに拍車がかかり、意識が拡散してしまうことも抑えられませんでした。
鬱症状とADHD的な症状どちらも悪化させる要因となりました。


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投稿者: YURI

1982年生まれ。幼少の頃よりアトピー、アレルギー性喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎を持つ。成長と共に症状は軽くなるものの、就職をきっかけにアトピーが激悪化。以降、10年以上に渡ってアトピーに苦しむ。また、家庭環境と本人のADHD的な性質により、アダルトチルドレンになり、鬱を患い、自殺未遂も経験する。

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