約4カ月半の鬱病経験を経て、有名になりたいとか、特別になりたいとかそういう願望と決別できたので、やらなければいけないと思うことが減りました。
しかし、この時は私は大学三年生。まだまだ自由になる時間はたくさんありました。
やりたいことを思い浮かべると、色んな物事が頭の中に大量に湧いてきます。本屋さんに行くと、色んなカテゴリーの書籍や雑誌が目について何を選んでいいのかわからなくなります。選んだ雑誌も、どこから読んでいったらいいのか、文字や写真、イラストなど何を見ていいのか非常に混乱しました。
時間ばかり過ぎていって、結果的に何もできていないし、知識も大して積みあがらないといったことが多かったです。
紙にやることを書き出して、優先順位をつけてリストを作るというのは高校生の時からやっていました。
ただ これって、試験とか提出物とかMUSTな事項に対しては有効なんですけど、期限はないけど興味があることに対しては緩い設定のリストしか作れず、結局何からやるべきかよくわからなくなっていました。
そこで、ポストイットに一つ一つ書き出してみました。「英語を勉強する」「台湾旅行に行きたい」「日本の焼き物について調べたい」「SPI(就活の準備)」など、やらなければならないことや、ただ興味があってやりたいことなど、その時点では分けないで、とにかく思いつく限り、一つずつ書き出していきます。
書いている途中で「ポストイットの無駄づかい!」とか「こんなことしても意味ない」とか色々邪魔する思考が湧いてきますが、無視して続けます。
書き終えると、ポストイットを分類します。「将来のためにやっておいた方がよいこと(仕事関連)」「興味があること」「得意なこと(リターンが大きい)」「学生時代にしかできなそうなこと」などなど。
ポストイットだと書いた後で動かせるから便利!
その中で今すぐやらなくても良いことや、その中では興味の度合が弱いものなどを省いていって、研ぎ澄まされたやりたいことの分布図ができあがりました!
ごちゃごちゃだった頭の中がスッキリして、よくわかるようになりました。ああ、こんな方法があったんだ!と新しい世界を見れたような気がしました。
その中で、特に重要事項を選んでいって、具体的に取る行動、「台湾に行きたい」→「台湾のツアーを調べる」「ガイドブックを買う」「友達に声をかける」「予定を調整する」など細分化していきます。
これで、やりたいことをどんどんやれるようになった!と思うでしょ?甘いですよ。一般の人と同じではないのですから。
「わかっているのにできない」「やろうとしても動けない」など別の問題がどんどん浮上していきます。
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