24歳の時、会社で健康診断を受けました。
尿検査がリトマス試験紙みたいな長細い紙に尿をひっかけるタイプのものだったんですが、それを同期と隣の個室でしていたところ、同期の友達が「ああ、めんどくさい!難しいよ!全然ひっかからないよ!できないよ!めんどくさいよー!」と叫びました。
確かにめんどくさいし、やりにくいけど、こんなどうでもいいことで騒いでいることに感動したんですよね。
こんな些細なことでもめんどくさいと思っていいんだ。ひーひー言いながらやっていいんだって。
毎日嫌なことやもっとめんどくさいことに溢れていて、でもそんなことはやって当たり前だと思っていました。
大変だと思ってはいけないとも。
やって当然のことなんだから、もっとプラスアルファの仕事をしないと、もっと頑張らないと、と。
気付けばまた頑張ろうとしていたわけなんですね。
私なんて全然頑張れてないし、もっと質も量も増やしていかないと、と思っていたけど、実際はなんでもないようなことがめんどくさいし、積み重なると大変だし疲れるし。
ただ生きていくだけで頑張ってるのかもね。と気づくことができました。
スポンサードリンク